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小林歯科新聞vol.9
11月ですね。なのに何ですか?この暖かさは!!
花の水やりをしていたら、まだ蚊に刺されます・・・。
蚊のいない期間って、年間でほんの数ヶ月しかないじゃないですか。
まさかの季節に刺されると、痒さも2倍!!
腹立たしさも2倍・・・。
そして週末になると雨・・・。

どこにも出掛けない我が家には、休日のお天気はあまり関係ないのですが・・・。
院長は休みの日も仕事してます。平日に少しずつ溜まっていった仕事を、休日に消化するのです。
盆、正月以外、一日丸々休んだ日なんてありません。 超多忙です。

そんな院長は退職してからの穏やかな日々が訪れる事を楽しみにしています。
なんて夢のない30代でしょう・・・。可哀相になります。
うちは娘一人なので、嫁に行かせたら、老人ホームでも入ろかー。
なんて話を2人でしています。

子育て中は自分達の事で精一杯。
自分達の生活を成り立たせる為に、上手く明日へ繋いで回す為に、両親(おじいちゃん、おばあちゃん)の事にまで、手が回らない事があります。
誰にでも老いはやって来ます。平等に。
年を取ると、体も自由がきかなくなるでしょう。
子供は巣立ち、自分の時間がたっぷり増えます。
その分、余計な事を考えてしまったり、不安になったり、落ち込んだりする事もあるでしょう。
親が望む事をしてあげられない時もあります。
してあげたい気持ちがあっても、してあげられない時があるのです。

何故、このような話をしているかというと・・・
先日、母と電話で話していると、年末の話しになり「孫にクリスマスパーティしたろか」とおじいちゃんが言ってると言います。
うちの実家は車で2時間位かかる為、「泊まって行け」と言う訳です。
でも、子供の習い事はあるし、主人の仕事もあるし・・・
「考えとくね」と返事すると、溜まっていた不満が爆発したようです。
要するに母は寂しいのです。もっとこうしたい。
ああしたいと思うのに、思いが遂げられない事に苛立ちを覚えていたのです。
私は私で、何事にも優先順位をつけるようにしていて、体も元々丈夫な方ではないので、子供の事、主人の事、要するに家の事をちゃんとする!!というのをいつも一番に考えています。
私は私で必死なんです。

皆が健康に明日を迎えられるようにする為に。
だから無理して親元に行くという事もしません。
しょっちゅう、顔を見せられない分、毎日電話だけはするようにしています。
先日も寒くなってきたので、ブランケットを送り、「会いに行ってないけど、お母さんの事を忘れてる訳じゃないよ。いつも想っているよ。」と気持ちを込めて送ったのです。
だから、私は私で精一杯やってるつもりなんだよ。と伝え、母も、「お母さんも我ままやった。子供が幸せに暮らしてくれるのが一番幸せや。自分の思う通りにしたいと思うのは間違いや。」と言って、「今死んだおばあちゃんと話しててん。死んだおばあちゃんもこんな事思ってたんかなあと思って・・・」と涙ながらに話していました。

娘、妻、母と年令と共に役割が変わっていき、若い頃には考えもしなかった親の気持ちが分かるようになってきました。
いつも思うのです。話し合いは大切です。
相手が何を考え、何を思い、私はこう考え、こう思ってるんだよーと伝えるのは大切。
親子でも相手の気持ちが分からない時があります。
何も言わなくても分かってもらおうとするのは間違いです。
お互いがお互いを想い、いつも風通しよくしておきたいものです。
今朝も電話を掛けると、「あんたとこうして朝、話すのが、毎日の楽しみやー」と言ってくれていました。

母への電話は、私の日課の一つです。
 
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