大阪市旭区小林歯科医院コラム通信

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●小林歯科新聞vol.14●

4月です。桜も散り始め、あぁまた一年頑張らないとなと決意を新たにしました。
うちの子供も新学期スタート。新三年生です。
担任の先生は若い女の先生です。

学校から帰ってきた娘に「先生どんな先生だった？」と聞くと、
「先生の小学校の時の先生がとても面白い先生だったんだって。だから自分も先生になりたい！って思ったんだって。先生もよく笑う面白い先生だよ。」と言っていました。

一年生、二年生も担任の先生はとても良い先生でしたが、私は今回の担任の先生にとても期待しています。幼い頃や、成長過程において、人生に影響を与える人物に出会えるということは、とても素晴らしいことだと思います。
目標とする人がいて、教師になるという事はそれだけ努力したり、自分を振り返ったりできる人なんじゃないかなと思うのです。
楽しみです。

先日TVで『仰げば尊し』というドキュメンタリーを観ました。
ある県立高校の先生を追いかけたものなのですが、めちゃくちゃ「コワモテ」で柔道部の顧問。三輪光先生といいます。
地元の札つきのワルと言われる子供達を柔道で変えていくんです。

先生の厳しいしごきに耐え、考え方や生き方を学び、「ワル」だった頃とは別人のように清々しい顔つきに変わっていきます。
私はそれを見てとても運のいい子供達だなと思いました。
人間生きててそんなに「こんな人になりたい」とか「こういう人になろう！」と思い慕い、自分を変えられる人に出会うことって少ないと思うんです。

この荒れた子供達が三輪先生に出会わず、そのまま成長していたら、何か問題を起こしていたかもしれないし、人生つまらないものになっていたかもしれない。
努力する事、やればできる事を学んだ子供達はもう三輪先生を人生の師として崇めています。
どの子供にも合う先生ではないかもしれないけど、熱い気持ちで子供達を良い方向に導く三輪先生は立派で素適だなーと思いました。

素適な出会いがたくさんあるといいなぁ。
なんだかワクワクしてきました。

皆さんの人生に影響を与えた人はいますか？
幼い頃を思い返してみるのも、たまには必要な事かもしれませんね。