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小林歯科新聞vol.24
節分も終わり、二月も半分過ぎました。
まだまだ寒い日が続きますが、春が近づいてきましたね。

先日テレビ大阪で「海を越えた家族愛」という番組を観ました。
アフリカのモザンビークでボランティアをしている栗山さやかさんを訪ねるという内容です。ご両親が娘さんを心配されて番組に様子を見て来て欲しいと依頼されたのです。
さやかさんはブログもされています。「プラ子旅をする…まだアフリカです」で検索してみて下さい。

彼女は元109のショップ店員で日本にいる時の風貌は思いきりギャルです。
見た目ボランティアとは無縁の彼女が、25才の時に親友をガンで亡くした事で生きるとは何かと考え一人旅に出ます。
何ヶ国目かに訪れたモザンビークで貧困、犯罪の多発、教育の無い生活を送る子供達に勉強や道徳を教え、着る物や食べ物を提供するボランティアを過酷な環境の中でしています。
鉄格子のついた家でベッドにナイフを忍ばせ眠り、たらい一杯の水で髪も体も洗います。
かぼちゃの葉やとうもろこしの粉を水で練ったものを食べ、トイレは外の穴ほりトイレ。ねずみにゴキブリ、ダニに体中咬まれ、それでもモザンビークの人達の為に頑張る彼女に感動しながらも、何故ここまで出来るんだろうと思いました。
私なら100%無理です。
テレビではやはり犯罪の内容もオブラートに包んでいましたが、ブログでの内容はかなりショックを受けてしまいました。
教育や道徳を教わっていないことで人殺しや盗みを悪い事だと思っていないのです。

うちの子供も時々「学校行きたくなーい。」と言います。
私も小学校の時を思い返すとそんな時ありました。
でも親という立場から「世界では学校に行きたくても行けない子もいるんだよ。学べるという事に感謝せなあかんよ。」と言いますが、なかなかこの平和で豊かな日本に住んでて、この恵まれた環境を理解させるのは難しいなと思います。

私に何ができるだろう。
大震災後、喉元過ぎれば…で忘れかけている事もある現在、世界中が幸せである事を祈り、もう一度自分の生活を振り返り丁寧に生きたいと思いました。

 
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