大阪市旭区小林歯科医院コラム通信

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●小林歯科新聞vol.28●

お盆休みも終わり、リフレッシュしたのも束の間。子供の夏休みの宿題に、ピアノの練習にイライラしています。
先月は子供のピアノコンクール予選に、今月は本選と夏休み半分はピアノ漬けの毎日でした。

四ヶ月位は課題曲ばかりの毎日で、基礎が身に付かないのでは？とか、こんなに毎日練習ばかりさせて、ピアノ嫌いにならないかな？とか悩みながらの数ヶ月。
子供以上に私が本気になっていたのかもしれません。
よく過程が大事。結果は後からついてくるとオリンピックでも“参加することに意義がある”なんて言いますが、いやいや…「結果」しか見えてませんでした…。正直…。
何としても全国大会へ！！と思って頑張ってきましたが、残念ながら本選入賞ならず。
がっくりきてしまって、燃え尽き症候群とでも言いますか、何にもヤル気が起きず、涙が止まらない私って情けないなぁーと我ながら呆れます。

私自身は全く弾けないのですが、いつの間にかピアノが大好きになっていました。
本を読んだり、DVDを観たり、こんな風になってくれたら嬉しいなぁと思ってしまって、我が子に自分の夢を押しつけていたのかも。子供はピアノは好きなのですが、「練習は嫌いー」と言う普通の女の子です。
健康で楽しく毎日を過ごし、子供らしく活き活きと笑顔でいてくれたら言う事ないんだ。焦らずゆっくり自分のしたい事を見つけてくれたらいいんだよ。お母さんはいつでもあなたの味方だから。
そんな一番大事な事を少し忘れかけていて反省の夏でした。

そういえば、この新聞を読んで、趣味でピアノを始めたよと言って下さった患者さんがいると聞きました。今もやってらっしゃるのでしょうか。
こんな小さな新聞一枚で繋がりを持てたようで嬉しく思います。
前向きになったり落ち込んだり、不器用な私ですがこれからも素直に思った事を新聞にしていきたいです。
よろしくお願いします。

お盆前、院長が体調を崩し、沢山の患者さんにご迷惑をお掛けしました。
高熱でも休んだ事はなかったのですが、今回の様に休診させて頂くのは初めてでした。
今後このような事がないように体調管理に努めます。申し訳ありませんでした。