大阪市旭区小林歯科医院コラム通信

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●小林歯科新聞vol.29●

空気がカラッとして秋らしい、気持ちの良い季節になりました。

先週の連休、我が家は兵庫県にある「キャンプリゾート・森のひととき」に行って来ました。
あいにく台風による大雨でしたが、それもまた雨の中、雨音を聞きながら外でバーベＱをするという非日常を味わって、いい気分転換になりました。
テレビも無いので、テレビに頼らない分沢山話し、沢山呑み（笑）、楽しいひとときを過ごせました。

川沿いを歩くと、沢ガニが沢山歩いていました！！
晴れていたら、あまごのつかみ捕りもできるそうです。とても良い所でしたよ。
また、行きたいです。

話しは変わり、先日テレビのドキュメンタリーで全盲の文化人類学者、広瀬浩二郎さんの事をやっていました。
幼い頃から弱視で、中学一年で全盲になり努力して初の全盲京大生となられた方だそうです。
現在、吹田の万博にある国立民族学博物館の研究者として働いておられます。
視覚編重のこの時代、視覚を使わない自分だからこそ気付くことがある。
知っている事があると、健常者の世界観や人間観にインパクトを与え、社会を変えていきたいと思って、研究・実践されているそうです。

確かに、私達は目に見える事に頼り過ぎ、本来備わっている感性や才能に蓋をして、大切な事が見えなくなっているのかもしれない。
自分の世界が全てではない事を子供にも学んでもらいたいです。
近い内、国立民族学博物館行ってみようと思っています。