大阪市旭区小林歯科医院コラム通信

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●小林歯科新聞vol.36●

早いものでもう6月ですね。6月は梅雨というイメージですが、まだまだ気配はありません。
大雨はごめんですが、植物にとっては大切な雨。
今小5の娘は理科で植物の発芽と成長を習っています。テスト勉強している娘の横で教科書を読んでみました。
植物の成長の条件は、日光にあてること、肥料を与えることが必要。
日光にあてず、肥料だけ与えると背丈は伸びますが、緑が薄く、ひょろひょろのひ弱な植物に。
なんか子育てに通じるものがあるー！
やはり植物も子供もポカポカ太陽の光が必要なんですね。
いつも家の太陽でいなければ！！と改めて思いました。

最近ちょっと落ち込むことがあり、自分の決断に自信が持てなくなり、夜眠れないということがありました。
どうしたらいいんだろうと悩んでいた時、随分前に読んだ本で「Good Luck」という本があるのですが、読み返す状況になり、本を開きました。
どんな内容やったっけ？！という感じで読みだしましたが、読み終わって納得。

公園のベンチで腰掛けた初老の男性。
偶然隣に座った同じく初老の男性は幼なじみでした。
それは五十四年振りの再会でした。
片方は成功者、片方は仕事も財産も失って・・・という状況で、一人がある物語を話し始めます。

はるか昔。
ある王国の徳の高い魔術師が、2人の騎士に魔法のクローバーを探すよう言います。
そのクローバーは手にしたものに限りなき幸福をもたらしてくれるというのです。
2人の騎士は必死で探しますが、なかなか見付かりません。
一人の騎士は人の意見に心を動揺させ、挙げ句の果てに魔術師にだまされたと思います。
もう一人の騎士は、なかなか見付からないクローバーに不安や迷いがありますが、自分で育てる方法を考え、最後に自らクローバーを生やすことに成功したというお話です。

幸運を掴むには下ごしらえする必要がある。また下ごしらえを先延ばしにせず、今日できる事は今日してしまうこと。
誰もが幸運を手にしたがるが、自ら追い求めるのはほんのひと握り。
幸運は自らの手で作り出せば、永遠に尽きる事はない。
できる事を全てやったら、焦らず諦めないこと。
自分には必ず幸運が訪れると信じ、甘い言葉には耳を貸さぬこと。
自分の知っていることが全てとは限らない。
あらゆる可能性に目を向けなくてはならない。

・・・と、今読みなさいと言われているんだなぁと感じました。
心をしっかり持って、頑張るしかない！！と思った次第です。
これを読んで下さっている方々も偶然ではないと思います。
生きてると嫌な事や落ち込む事、自信なくす事、しんどい事もありますが、一緒に頑張りましょう！